9月8日 湯の沢峠~牛奥ノ雁ケ腹摺山

山梨県内に雁が腹摺山と名付く山は三山あります。
いずれも山梨百名山に含まれ
とりわけ昭和でよく使われた大隈重信の500円札の裏絵は
大月市の雁が腹摺山からの富士山でした。
のこりの2峰は笹子雁が腹摺山と今日の目的地牛奥雁が腹摺山です。

湯の沢峠から入山し、
白山丸~黒岳へ標高を上るうちにふと振り返ると
大月側から東風が吹上げ霧雲となって南面のササ・カヤ野を這い上るのに気づきます。
丸とも名づくこれらの緩慢な山々の斜面を
北の渡り鳥たちが東の強い風を避け
カヤトの斜面を這うように越えようとした姿が思い浮かびます。

昼食は雁が腹摺山の山頂です。
ちょうど明るい日差しも戻り、富士の三角錐も雲海上に現れました。
秋の山行といえば海藤さんのキノコ汁が振舞われます。
貴重なタマゴダケたっぷりのお味噌汁は岳女たちに感動の渦です。
帰路の中、終点に近づくあたりで往路中には気づかない珍しいキノコに出会います。
キツネノエフデ まるでクレヨンが地中からニョッキり顔出した
ファンタジックな光景でした。(記 成田)

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