「自然ガイドと登る山・大峠」を開催しました

3月4日は「自然ガイドと登る山」で芦川北稜の大峠コースをご案内しました。

幸い朝から快晴となり、気温も4月〜5月頃の暖かさ。里山とはいえ北面をメインに歩くコースとしては思いがけず嬉しいコンディションでした。

千本桜公園駐車場から山神社(やまのかみしゃ)までの参道からは甲府盆地を挟んで残雪の山並みが春霞の彼方に浮かび、まさに絶景。
花の時期にはその素晴らしさが想像できますね。
途中ではボランティアの方達が桜の苗木を植栽していらっしゃいました。

杉やイヌシデ、ケヤキ、ハリギリの大木が見事な山神社の境内を過ぎるとやがて大峠直下の林道に出ます。
今回は大峠までの往復は割愛して直接たいら山を目指しました。
(大峠は北稜主脈と大鳥居集落を結ぶ峠道の分岐点で特に何の目印も標識も無く地形も鞍部状の峠地形ではありません)

日陰に雪の残る林道終点からたいら山までは緩やかな登りをわずかにこなすだけ。かつては茶屋平と呼ばれた平坦な山頂には三等三角点と中央市が設置した山頂標識があるのみ。目印の赤布がなければ方向を失うかと思われる程何もない雑木に覆われた山頂です。

日だまりで三々五々昼食を摂ったあとは周回路の途中にある関原峠を目指します。
関原峠までは所々御坂主脈の垣間見える明るい尾根歩き。まだ花の影さえ見えませんが、穏やかな早春の日差しが気持ちよく体を温めてくれました。

関原峠からはかつての山里の人たちの生活を偲びながら、深く刻まれた凹地状の峠道をのんびりと下りました。
長い道のりでしたが、咲き始めのダンコウバイの黄花が目を楽しませ、傍らの石仏が優しい微笑みを投げかけてくれれば、けっして飽きることはありません。

梅の咲く里へと降り立ってからは、かつて栄えた養蚕の町の風情を残す家並みやその庭に咲く花々を愛でながらゆっくりと駐車場へと戻りました。

そして最後のご褒美はセツブンソウの群生地訪問。
思いがけず適期に咲く可憐な春の妖精の姿を満喫することができました。
ご参加いただいた皆様、本当にお疲れさまでした。

橋詰

山神社前の展望地で春霞の風景をバックに。

遥か南アルプスの高峰も遠望できました。

日陰にはまだ雪が残っているので要注意。

ここが中央市最高峰。

この好天に思わず笑顔がこぼれます。

日だまりの尾根。

日だまりの古道。

午後の日差しが柔らかくハイカーを包みます。

セツブンソウは最盛期でした。

これは紫が濃い個体。

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