「魔子の山」の伝説の正体

北杜市須玉町には多くの民話が残されています。11月26日の公募ツアーでは、その中でもおどろおどろしいお話が伝えられている「魔子の山」を訪ねました。

お話の内容は、この山に棲む全身を剛毛に包まれた大男「魔子じじい」が、獣や家畜、時には赤ん坊までもさらって食べていたというもの。その「魔子じじい」が棲んでいたとされる穴も存在し、しっかりと目におさめてきました。

「魔子の山」は瑞牆山のすぐ手前にあり、尾根に出れば、瑞牆山を望む素晴らしい展望が広がっています。登山口からのピストンなら往復1時間ちょっとあれば登れてしまう山ですが、今回は瑞牆山荘を起点に反時計回りでめぐる周回コースを歩きました。

まずは本谷釜瀬林道に沿うように伸びる「林内歩道」へと入ります。途中、川を渡る場面もありましたが、今回は健脚揃いのメンバー。誰一人落ちることなく渡りきりました。道なき道のような林を進むと、やがて「瑞牆山展望歩道」へとつながります。ここからは、瑞牆山に見守られながらの急登。それを登り切ると、爽快な尾根道が伸びています。

「魔子の山」の山頂にたどり着く前に現れるのが、「魔子じじい」が棲んでいたとされる、その名も「魔子の人穴」。実はこの穴は、江戸時代に金鉱の試し堀りをしたものではないか、との調査結果が出ています。そう言われてみれば、他にも掘ったような穴がちらほら。その穴のある岩山の上は、瑞牆山はもちろん、富士山や南アルプスが望める展望台となっています。そして、展望を楽しんだ後に今回の目的地、「魔子の山」山頂へと到着です。

不気味な民話の舞台とは裏腹に、のんびりと景色を楽しみながら歩ける「魔子の山」。皆さんの楽しい笑い声が絶えない一日となりました。(小林)

飛び越えた小川の水はとても澄んでいました。この周辺も北杜市の三大名水の1つです。

 

 

 

 

 

 

 

葉っぱの落ちた尾根は、周りの景色がすっきりと見渡せます。
「瑞牆山展望歩道」というだけあって、常に瑞牆山の姿が。
ここが、「魔子じじい」の棲み家!
みなさまお疲れ様でした。
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