70年ぶり?の八ヶ岳のお中道を行く

甲斐八ヶ岳会を主宰した坂本増次郎さんが拓いたという八ヶ岳お中道。今日は「自然ガイドとあるく山」でご案内しました。道を拓いたのは昭和14年~17年頃と考えられています。今回は1800mの門口と呼ばれる地点から御題目尾根の出会観音までのお中道を歩きました。始めは笹原を急降下、鬼窪沢に下りました。この沢は当時から水が少なかったようです。立派な枯れ滝に出会いました。しかし、この滝はお中道に記載がないので、少し上流に道があったようです。しばらく進むと、河馬岩です。カバのように見えるので、当時命名されたようです。ここからは、ほぼ等高線にそって御題目尾根を目指します。ところどころ幅の広い道らしき部分があり、お中道だろうと推測しました。出会観音からは、お中道は燕岩方面へ向かいます。現在の八ヶ岳横断歩道とほぼ同じと考えられます。今日はを天女山へ下りました。昭和15年に海抜100mごとに設置された標高石柱、八ヶ岳神社や、石灯籠、大町桂月氏の歌碑、坂本増次郎の記念碑を見学。70年前の先人の業績と晩秋の山歩きを楽しみました。(竹内)

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