自然ガイドと登る山「笠取山」

「水干(みずひ)」は、沢の行き止まりを意味する言葉です。
東京都を流れる多摩川の源頭部を訪れました。

前日の雨が上がり、冷んやりした一之瀬川沿いを登ります。
木道が多く整備が行き届いているトレイルは、東京水道水源林です。
ミズナラ、カエデ類が多く秋も楽しみな山です。
笠取小屋でゆっくり休んだ後は、いよいよ山頂へ。
防火帯の中を山頂へ伸びる登山道が、登りのクライマックスです。
生憎雲で遠望は利きませんでしたが、心地良い風でクールダウンできました。
この山頂の南斜面に「水干」があります。
花崗岩の中から滲み出る水は、冷たく澄んで癖が無い水です。
水量を増やしながら河口まで138㎞の長い旅をスタートさせています。
帰りも笠取小屋でゆっくり休み下山しました。
ご参加の皆様お疲れ様でした。     保坂

良く整備されたトレイルです。

 

最後の登り。

山頂で。

北斜面にシャクナゲ。

 

樹齢300年以上のミズナラ。

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