今日の山は八ヶ岳首峰の赤岳へ山梨県側からの登山道である真教寺コースの
中途にある牛首山・扇山です。
重いリュックを背負う8名の参加者の苦労を軽減するために、上りは登山道に沿うように
動いているスキー場でのリフトを使いました。
標高2000Mまで軽装で来れる行楽客の贅沢さは最近のことのようです。
賽の河原から始まる急登は、時に笹原を横切り、時に深く切れ落ちた断崖をそっと避けて
カラマツ、コメツガの斜面を登り切り牛首山に到着です。
根本から倒れている重厚な道標は風化しながらも、過去には凛としていたことが伺えます。
牛首での昼食を済ませ、空身で扇山に向かうことにしました。
やはり倒伏した扇山の看板をよそ目に、さらにコメツガ、シャクナゲの林間を下りかけた時、急に霧が晴れ、赤岳・横岳の雄姿が現れたときは大きな歓声がとどろきました。(成田)
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