11月7日は今期最後となるガイド技術研修。
今回は下田ガイドを講師として「八ヶ岳の成り立ちと地質」について充実した研修を行なうことができました。
下田ガイドは島根大学地球資源環境学科で地質を学んだのでまさにその道のエキスパート。用意してくれた資料も分かり易く、参加者からの素朴な質問からそれなりに高度な問いかけにも淀みなく答えてくれる所はさすがです。
ガイド諸氏も目から鱗が落ちたり、長年の疑問が解けたり、幾つかのテーマが繋がったりと見るもの聞くものすべて新鮮で時間が立つのも忘れる程。
そろそろ脳が許容範囲を超えそうな頃に懇親会会場の赤岳鉱泉に到着です。
ここからは宴会担当の藤井ガイドにバトンタッチして、懇親会準備。
藤井ガイドの指示のもと参加者7人が右往左往しながら、鍋に火を入れたり、アヒージョを作ったり、パンを切ったり、コーヒーを入れたり、屋根付テラスの一画を占領して大騒ぎでした。
数日前から買い出ししてトマト鍋を仕込んでおいてくれた藤井ガイドにまず感謝。
クラッカー&チーズのオードブルに始まりキノコのアヒージョ、豚バラ肉の味噌漬けグリル、トマト鍋とこの時期には堪えられない暖かさと美味しさでした。
それでも大鍋3個に溢れんばかりのトマト鍋はさすがのガイドメンバーにもすべては平らげられず、メンバーの高齢化を印象づけた場面ともなりました。
当ガイドクラブでは年3〜4回のガイド技術研修を行なっています。
興味のある方は是非入会して自然知識や安全管理など学んでみませんか。
特に懇親会での大食ができる若者、大歓迎です!
記:橋詰
美濃戸から南沢沿いの登山道を行きます。
途中の大岩の前で説明する下田ガイド。
安山岩に含まれる鉱物の説明を聞いています。
板状節理の講義。
凝灰岩の露出地で説明を受けます。
途中の苔もきれいでした。
南沢でも苔の美しい登山道区間。傾斜も落ちて歩き易いですね。
ダチョウゴケの美しい羽状体。
行者小屋の手前で登山地図の中に噴火口を探しているシーン。
赤岳鉱泉の屋根付テラスで懇親会。
芽キャベツのいっぱい入ったトマト鍋が完成。
キノコのアヒージョ。
豚バラ肉の味噌漬け。
トマト鍋の締めはチーズパスタ。これが絶品!
最後は中村ガイドの自家焙煎コーヒーで。
堰堤広場ではオオシラビソの風倒木が目立ちました。倒木とはいえ松毬も鱗片を崩し、命を少しでも遠くへ飛ばそうとする姿が心を打ちます。
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