3月19日に大月の岩殿山を訪れました。
出発時は、曇っていましたが、お昼頃には汗ばむ頃の陽気になりました。
岩殿山自身が標高634m、参加者のがお住まいの場所がはるかに高く、
北杜ではまだ咲いていない多くの花たちを見ることができました。
南側の稜線にたくさん咲いていたあぶらちゃん
まだ早いかなと思っていましたが、同中に1本だけ桜が咲いていました。思わぬ出会いに皆さん感激していました。
岩殿山の魅力の一つは間近に富士山を見ることができること。この山は秀麗富嶽十二景の一つ。
山頂に雲はかかっていましたが、雄大な富士山の姿にしばし目を奪われていました。
岩殿山の魅力のもうひとつは変化に富んだ山行を楽しめること。前半部分のハイキング的な
のんびりした時間、そして稚児落としに向かう道はアップダウンがあり本格的登山が楽しめます。
天神山手前の岩場は本日の最大の難関でした。
狭い尾根が続く「稚児落とし」。織田・徳川連合軍に終われた岩殿城主・小山田信茂の妻が
泣きやまぬ稚児が敵の刃にかけられるよりはと、泣きながら落としたという悲しい伝説が残って
いる場所です。大きな一枚岩に圧倒されます。
下山後は、約1時間かけて大月駅に向かいました。山だけでなく、桃太郎伝説、武田軍の末路など
歴史的にも趣深い山行となりました。
鷲田
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