今日は朝から愚図ついた天気。
梅雨入りも真近といたっところでしょうか。
一昨日は雨の前の貴重な好天を利用して南佐久にある「御座山(おぐらさん)」へ行ってきました。
この山は何度も登っていますが、全て南相木村の栗生コースから。今回は初めて北相木村の「長者の森」からのコースをトレースしてみました。
このコース、比較的新しく開かれた登山道のようで、村営のキャンプ&宿泊施設が登山口ということもあってしっかりと整備され、距離は少し長くなりますが、素晴らしい広葉樹林中の尾根歩きが満喫できます。無論山頂付近は亜高山の黒木の森です。
今回は写真撮影も兼ねてだったので、要所要所で立ち止まり、片道3時間たっぷり歩かされました。
シャクナゲは終盤を迎えていましたが、山頂に近い稜線ではまだ状態の良い花に出会うこともできました。
そして何と言っても山頂からの展望が素晴らしく、十分な日差しと心地よい涼風に癒されたひと時を過ごしました。
これまで何度登っても天候には泣かされ、山頂からの展望を楽しんだ記憶も快晴の山頂写真もありません。
今回は山頂がきれいに写った写真も目的の一つだったので、それも果たせて大満足です。
下山もアップダウンがあるので短い登りでもなかなかの苦行。
予定より1時間遅れの下山は想定外でした。
記:橋詰
登山口付近に多かったサギゴケ。
ヒメウツギが満開でした。
コゴミの森。誰も取らないんだろうか。
下部は気持ちのいい遊歩道。
クワガタソウもあちこちに咲いていました。
最初の急登を終えるとしばらくアップダウンが続きます。
ヤマツツジはまだ蕾。
巨大な送電鉄塔の下をくぐります。
一旦尾根に上がります。
尾根沿いの気持ちのいいトラバース道。
樹種名板もよく考えられています。
ツリガネダケ。
ベニサラサドウダン。
山頂に続く稜線が見えてきました。
シャクナゲのトンネルになります。
白が強い妖艶な花叢。
少し紅が強くなりました。
今回見た中で最も華麗な花でした。
葉とのバランスが絶妙です。
ここまでくればあと一息。
ミツバツツジも咲き残っていました。
先行者に遭遇。
避難小屋まで来ました。山頂は間も無くです。
念願の快晴の山頂。
霞んでいますが八ヶ岳の全景も望めました。
天狗山と男山。彼方には北岳、甲斐駒ケ岳。
途中で追い抜いたカップルも到着。
岩陰にコイワカガミが咲き残っていました。
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