約二ヶ月振りに飯盛山周辺へフィールドワークに行ってきました。
端境期の今頃は鳥も花も種類が少ないのが少し寂しいですが、蝶たちは春夏を越してきた満身創痍の猛者や夏型、秋型の華麗なものまで意気軒昂。
花もマツムシソウだけが今を盛りと咲き誇っていました。
10月に入れば花もほぼ終わり、いよいよ紅葉の季節に変わります。
記:橋詰
萩ももう終わりですね。
ノコンギクも終盤。
山椒の実。
ヤマキチョウは羽化したばかりでしょうか。羽色も鮮やかです。
センブリの花。子供の頃には腹痛時によく飲まされました。この苦さを知っている人はおよそ年齢がわかります。
ヒオドシチョウ。この個体は羽根に痛みも見られましたが、成虫で越冬するそうです。
リュウノウギク。ユウガギクと共に多く見られます。
それにしても立派な標識ですね。「大盛山」周辺のニッコウキスゲ群生地の草刈りも既に行われていて、南牧村の自然資産に対する意気込みが感じられます。
ヤマハハコ。
山頂では羽アリが大発生していて、集団でまとわり付くので閉口しました。標識の基部に巣食っていたのかもしれません。
ウメバチソウも僅かに残っていました。コウメバチソウとは仮雄蘂の数で見分けるそうですが…。
マツムシソウ。いつ見てもいい花です。
センブリ同様昔は山麓にも普通に見られました。
この清楚な色合い、精緻な造形。
アゲハ。接近して撮影できました。痛んでいない様子を見ると最近羽化したものでしょうか。
ツマグロヒョウモンのオス。前羽の縁が褄黒になるのはメス。
マムシグサの実も色づいてきました。マーブルチョコレートを思い出します。今でもあるのでしょうか?
クジャクチョウが盛んにノハラアザミから吸蜜していました。この時期ノハラアザミはチョウたちの救世主です。
コメント