お盆を過ぎ、朝晩は涼しくなってきた8月下旬。
楽しみにしていた宿泊施設主催の「苔ツアー」が催行人数に達せずツアーキャンセルになった方から個人ガイドのお問合せをいただき、急きょカスタムツアーをご案内させていただきました。
八ヶ岳には国内に見られる苔の約4分の1の種類が自生し、中でも白駒池周辺の原生林は、亜高山性針葉樹林の代表的な種類が観察できる「日本の貴重なコケの森」です。(北八ヶ岳コケ図鑑より引用)
当日は昼過ぎから天候がくずれるとの予報だったのでまずは高見石から白駒池を眺める事にしました。
これまでウォーキング主体で登山経験のないお二人は慣れない大岩をよじ登るのに少し苦戦気味でしたが、何とか白駒池を見下ろす事が出来ました!
森の中では苔の写真を撮って楽しみました。
ルーペを使ってマイクロズームに挑戦しましたが図鑑のようにはいきません。
でも、それなりに楽しめました(笑)。
高見石から白駒池まで降りてきたところで雨粒がポツリポツリときましたが、そのまま白駒池を周遊する事にしました。
お二人とも特にもののけの森が気に入ったようです。
苔は自生している場所(樹幹、岩、倒木、地面等)により見分けやすくなります。
苔の種類を少しずつ知っていくと楽しみもさらに広がっていきます。
今回のようなカスタムツアーは、お客さまの経験、体力、興味にあわせてご案内できます。
公募ツアーだと周りの人に迷惑かけてしまうのではとご心配される方もいらっしゃいます。
まずは気軽にご相談くださいませ。
by中村
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